有限会社 石井養豚センター

4つのこだわり

農場へのこだわり

「家族に食べさせたい豚肉をつくる」が農場長の持論。

自然豊かな阿波の国で育てています

農場がある阿波市は徳島県中央部の吉野川北岸に位置し、徳島と香川両県に横たわる阿讃山脈の中腹、標高450メートルの山の中にあります。 清らかな大気と緑豊かな環境の中で豚を育てています。

ストレスフリーの豚舎環境

繁殖豚舎、肥育豚舎

豚舎は獣医師である農場長が自ら立案した構造で、ヨーロッパの豚舎をモデルにしています。 セミウインドレスにして室内環境をある程度コントロールできる空調システムを備えています。

繁殖豚舎・肥育豚舎ともに豚舎側面下部に新鮮な空気の採り入れ口を設けています。 採り入れ口から入った空気は豚舎の床下を経由して、豚舎内作業通路に流れ出ます。 通路から仕切柵を越えて豚の居る床に届いた後に豚の熱気で温められて、 天井近くへ上昇し豚舎内天井部のコントロール換気扇で外部へ放出される仕組みになっています。

リラックスしてより良い肉質に

出荷棟を設置していて、出荷前の豚は2時間~半日間この場所で身体を休めるようにしています。 興奮したまま屠畜(とちく)されると最終段階で肉質に悪い影響が出ることが経験的に分かってきたからです。

なお、この場所で耳カット(耳標)を読み取り出荷記録票を作成しています。 また、一部の豚は屠場(とじょう)でも屠畜順に読み取られ枝肉の肉質評価と突合され農場へデータがフィードバックされる仕組みになっています。

うんちもおしっこもリサイクル

糞尿処理施設、木材チップを用いた消臭処理

糞尿処理については細心の注意を払っています。当社では床下に貯留した糞尿を週に一度、処理場へ送り、 尿と固形物を分離したあと尿は浄化槽で、固形物はコンポストで発酵処理しています。 この糞尿処理施設は排出される糞量を極力少なくさせる省エネ型の構造を採り入れています。

完全発酵した堆肥は「スター堆肥」という名前で耕種農家へ販売しています。