有限会社 石井養豚センター

4つのこだわり

衛生管理のこだわり

病原菌を持ち込ませない徹底した衛生管理

シャワーゲートを設置
農場入り口に、シャワーゲートを設置して病原菌を持ち込ませないよう防疫態勢を整えています。
繁殖サイトと肥育サイトを完全に分離
農場を繁殖サイトと肥育サイトに大きく二分して、繁殖サイトの一番奥に繁殖豚舎を設け、次に分娩豚舎、次に育成豚舎をレイアウトしています。
肥育サイトは水平距離で120メートル、標高差25メートル下の平地に肥育舎3棟をほぼ直線的にレイアウトしています。


繁殖サイトと肥育サイトを完全に分離しているので、もしも病気が発生したときにその拡散を防止し、お互いに影響を与えにくいレイアウトにしています。当然、作業スタッフも場内での交叉を無くす配置にしています。
オールインオールアウト方式を採用
豚舎は、部屋から豚を出したあと洗浄消毒し時間を置いて一斉に豚を入れるオールインオールアウト方式(総入れ替え飼育方式)を採用して徹底した衛生管理を行っています。

薬剤を使用しない駆除対策

マキビシを使ったネズミ対策

当社に限らず、養鶏場・肥育牛舎などの現場では、飼料がふんだんにある環境なのでネズミが繁殖しやすくなっています。日本の養豚場の少なくとも8割以上がネズミに悩まされているといわれています。

ネズミは様々な病原菌を媒介することと、飼料効率を確保する(ネズミに餌をたべさせない)ために、ネズミ駆除対策も畜産業界では一つの重要なポイントです。

当社ではステンレス製のマキビシを特注で創り、各豚舎の梁(はり)の上や配管上部へ固定してネズミの被害を防止しています。

オフィラを使ったハエ対策

春から秋の季節には何処ともハエが繁殖して、衛生環境を悪くするものです。ハエはウイルスから寄生虫までを含む幅広い範囲の病原体を機械的に伝播し、母豚や仔豚に豚伝染性胃腸炎ウイルスや豚繁殖呼吸障害症候群などの悪影響を及ぼします。

当社では「オフィラ」という名のハエを利用して、イエバエの発生を抑制しています。「オフィラ」は他種のハエの幼虫(うじ虫)を餌としています。「オフィラ」自身は小さなハエで行動範囲は極めて限られていて、普段は暗いところに潜んでいるのでまず目に付くことはありません。イエバエが減少すれば「オフィラ」も共食いを始めたりして減少しますので、当農場ではハエを見ることは大変珍しいことになっています。